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見学・相談申込み

傾向と対策 – 大阪教育大学附属平野中学校

大阪教育大学附属平野中学校 傾向と対策

1.令和7年度入試の概要と諸注意

学校説明会

2024年10月19日(土)

願書配布日時

学校説明会当日から12月15日(金)の期間

募集人数

108名(附属平野小学校からの進学者を含む)
令和7年度の入試による募集人数は、男女計54名を予定

入試日程

1月25日(土) 国語・算数の筆記テスト (1次選考)

1月26日(日) 1次選考発表 ※オンライン

1月27日(月) 社会・理科の筆記テスト、面接 (2次選考)

1月30日(木) 第2次適格者招集・入学許可予定者発表

※体験入学や学校見学の設定はなし
※合格者は入学辞退ができないので、他の学校の受験を考えている場合は、出願に注意しておきましょう。

配点

国語・算数・理科・社会 各100点/満点400点

合格者平均点 男子269.5点 女子268.5点 ※2019~2024年度を平均したもの

※筆記テストでは、男女とも7割程度の得点力が必要になってきます。

実施年度 募集人数
連絡進学含む
連絡進学者数 受検者数 合格者数 実質競争倍率 合格者平均偏差値(駸々堂)
男女計
2019 108 61 70 102 18 29 3.89 3.52 56 58
2020 108 49 81 111 21 38 3.86 2.92 56 56
2021 108 69 81 76 18 21 4.50 3.62 59 55
2022 108 49 64 88 18 29 3.56 3.03 51 54
2023 108 65 71 85 20 23 3.55 3.67 56 54
2024 108 66 51 71 19 23 2.68 3.09 55 54

※駸々堂テスト 合格者平均偏差値 男子55 女子54(2024年度)

2021年度入試のように附属連絡進学者数が多いと一般受検者数の倍率も高くなる傾向があるので、受験を考えている場合は、連絡進学者数の動向も留意し、駸々堂模試やその他模試の結果等を相互に見ながら入試計画を立ててほしいと思います。

2.科目別・単元別傾向と対策①
国語・面接 傾向と対策

総評

試験時間は、40分で100点満点です。大問は2題で、論説文、あるいは説明文と物語文がおおむね出題されます。各10問程度で構成され、漢字の問題、内容読解の問題がバランスよく出題されている印象です。また、30字程度の記述式問題も出題されますので、字数に合わせて、解答を導き出すテクニックが必要となります。問題数に対して、試験時間が短いですので、文章を読むスピードも要求されます。

出題傾向と対策

漢字の問題は平易なレベルのものが3問出題される。難易度は高くないので、普段から漢字学習に取り組むことで、事足ります。
文章は約2000字~2500字程度で、比較的平易な文章が多い。慣用的表現の問題や表現技法を問う問題も出題されるので、語句知識の徹底が重要になります。また、30字程度の記述問題が2~3問出題されます。理由を問う問題が多いので、普段の学習から、「なぜ、その心情になったのか」「なぜ、その行動をとったのか」という根拠づけを意識して読解することが重要です。
記号問題にしても、心情を問うものが多く、本文と照らし合わせて、述べられているかどうかを確認することが大切です。「なんとなく選ぶ」ことをしていると、正答率は上がりません。物語文は、出来事と心情の繰り返しによって成立していますので、マイナスからプラスになったなど、話の構成をつかむことが、攻略のポイントです。

出題傾向と対策論説文(説明文)について

年によりますが、漢字問題は物語文同様に3問出題されることが多いです。文章の字数は1300字~1600字程度で、筆者の主張が明確に述べられている文章が多く、物語文に比べて、記号問題が多い印象があります。試験時間に配慮されていることが読み取れます。
ですので、攻略のポイントは、「いかに消去法で、記号問題の正答率を高められるのか」ということになります。内容理解の問題が出題されておりますので、本文に述べられているかどうか、また、誇張されていないかという読み取りが大切になります。物語同様に、根拠づけを行い、解答することを意識してください。文脈に沿った問題が多く出題されておりますので、とにかく正確な消去法を心がけ、読解力を高めていきましょう。

ひのき塾の大教大附平野中合格への取り組み

文章題の解説授業の際、最も重要視しているのが「なぜ、その答えになるのか」というプロセスです。小5・小6生になってくると、生徒自身にそのプロセスを発表してもらう授業を展開しております。「なるほど」と思える説明をする意識をもつことは、面接対策にもつながります。説明をするなかで、伝えたいことが相手に伝わる喜びが、さらなる表現力育成につながります。
また、国立中学を中心に、記述問題を攻略できるか否かが、合否の分かれ道です。ひのき塾の「表現」では、記述問題と作文指導を徹底して行っております。記述の解答の作り方から、丁寧に指導してまいりますので、30字~50字程度が得点源になります。「記述も答えはひとつ」という意識づけを行い、キーワードを用いて、その字数にいかに合わせて解答づくりを行うのかを指導してまいります。

面接対策

大教大附平野中の面接は、ディベート形式で出題されます。子どもたちがディベートしている様子を先生方が評価するという形式です。「根拠をもって自分の意見を発言する」ことが大切になります。そこでひのき塾では「次世代型 キャリア教育 エナジード」を導入し、グループ活動のなかで、お互いを尊重して協働し、思考力・判断力・表現力のスキルを高める探究学習を行っております。
今後の社会において「正解のない問い」へ取り組む機会は増えていきます。自分の考え方を組み立て、思考する。エナジードは「正解のない問い」に先生・生徒が一緒に向き合える教材です。それを用いて、楽しみながら、思考力を鍛えることで、大教大附平野中の面接対策を行っております。

3.科目別・単元別傾向と対策③
傾向と対策 算数

総評

算数は100点満点で、試験時間は40分間です。また、問題数は大問7問、小問25問で構成され、小問1問あたりの配点は一律4点です。
例年、大問1は計算問題で4~5問、大問2は小問集合で5~6問出題されており、大問2までで総合点の半分弱を占めます。大問1・2はそれ以降の大問に比べて易しいので、計算問題では分配のきまり等を用いて手際よく処理し、小問集合では問題をよく読み、ミスなく確実に得点したいところです。
大問3以降は大問ごとの長文形式の問題となります。問題文は他校と比較すると長めのものが多いです。大問6・7あたりの終盤においては難度の高い出題も見られます。また、年度によりますが記述問題が1問出題されることもあります。会話文形式の問題、帯・円グラフや度数分布表などの資料を使った問題、オリンピック等の時事を絡めた問題など、出題分野、出題形式は多岐に渡りますが、次の「出題傾向と対策」では、ここ数年でよく出題されたものを紹介します。

【割合、資料の活用】

帯グラフや円グラフ、度数分布表を読み取った上で、指定された数量や割合などを求める問題が出題されます。割合を求める問題では四捨五入や切り上げ、切り捨てが要求されることが多いので、位取りに注意しましょう。また、この分野においては記述問題が出題されることが多いです。記述といっても、それほど多くの字数は要求されませんので、変わり方、分布の範囲、平均値や中央値など、注目すべきポイントを抑えて、簡潔に記述すればよいです。

【速さ】

大問2の小問集合、または大問3以降において、1題出題されることが多いです。大問3以降の出題の場合、問題文に併せてグラフが与えられているものが多いです。グラフの変化点を正しく読み取り、用いる力が要求されます。受験用教材では旅人算・流水算といった単元を練習しておくとよいでしょう。また、速さの分野では必須の単位変換(時速・分速・秒速)は、速く正確にこなせるようにしておきましょう。

【暦(こよみ)に関する問題】

毎年出題されるわけではありませんが、大教大平野中入試では、他校に比べ、日数・曜日などの暦にまつわる問題がよく出題されている印象です。この分野については、「〇月□日は何曜日ですか。」といったオーソドックスな出題であっても、苦手としている受験生が少なくありません。裏を返せば、1年の日数、各月の日数、うるう年と西暦年の関係といった基本事項は必ず暗記しておき、よく出題されるパターンだけでも得点できるようにしておくことで、他の受験生に差をつけるチャンスがあるとも言えます。

【文章題】

いわゆる「○○算」とよばれる文章題。近年出題されたものとしてはつるかめ算、仕事算、推理算、ニュートン算などがあります。これらの出題においては問題文が簡潔なものが多く、受験用教材で解法を身につけた受験生にとっては得点源にしやすい分野と思われます。

【平面図形】

多角形や円・おうぎ形に関する問題です。長さや面積を求めるだけの単純な出題は少なく、規則性に絡めた出題や、東京オリンピックのエンブレムを題材にした、詳細な条件設定をした出題など、凝った内容のものが多いです。また、概ね2・3年に一度のペースで、円やおうぎ形の転がりに関する問題が出題されており、いずれの年度も最終の大問7で出題されました。大教大平野中の入試では、大問7の最後の小問に、その年度で最も難しい問題を配置する傾向があります。前もって知識を身につけておくことは必要ですが、それでも本番で歯が立たそうになければ、見切りをつけ他の問題の攻略にあたることも視野に入れておくべきでしょう。

【空間図形】

平面図形に比べると出題頻度は少ないです。小問集合に1問だけ出題され、大問3以降には出題がない年もあります。過去には、立方体の展開図に関する問題や、水そうに関する問題が出題されています。空間図形については問題集に似た出題が多く、平面図形に比べると事前準備はしやすい分野と言えるでしょう。

ひのき塾の大教大附平野中合格への取り組み

大教大附平野中における算数の入試問題は、大問1・2の序盤は易しいので確実に点数を積み重ねましょう。大問3以降は、終盤に進むにつれ難度が上がる構成です。ただ、受験生によって問題の得手・不得手は必ずありますので、ただやみくもに順番に解き進めることはおすすめできません。また、大問3以降は問題文が長いものが多いので、文章や資料をよく見て、条件を見落とさないよう注意が必要です。つるかめ算や仕事算といった、受験特有の文章題もよく出題されますので、学校の教科書をこなす学習だけでは不十分と言えるでしょう。
ひのき塾の算数は、小学4年までは主に小学校範囲の先取りを重視して進め、受験内容を学習するための土台づくりを行います。小学5年からは算数の平常授業が週2回となり、小学校範囲の先取りと並行して、受験の内容にも積極的に踏み込んだカリキュラムとなります。また、通常の算数とは別に、「表現算数」という教科を設定しております。こちらは、近年の国公立中高一貫校の適性検査に見られる記述問題に対応するものです。記述答案作成のノウハウを身に付けていただくことが、この講座の目標とする1つではあるのですが、中高一貫校の適性検査では図表を取り入れた問題が出題される傾向が強く、本講座においても資料をふんだんに取り入れた教材を使用しておりますので、大教大附平野中の入試対策としてもおすすめの講座となっております。

4.科目別・単元別傾向と対策④
傾向と対策 理科

理科【出題傾向】

大問1では、毎年、科学に関する時事問題が出題されています。その内容はノーベル賞を受賞した日本人の名前や受賞部門のこと、新聞に取り上げられた流星群の名前や天体探査機など天文に関すること、日本で起こった自然災害などが出題されています。その他の小問では、記号選択問題、記号並び替え問題、記述問題など各分野から基本的な問題が出題されています。
大問2~7については、物理、化学、生物、地学の各分野からバランスよく出題されています。いずれの分野でも記述式の問題が多く出題されており、自分の考えを短い文章できちんと表現できるかが試されます。
物理分野では、てこ、てんびん、ふりこ、磁石、電磁石、豆電球などが出題されています。内容は、教科書に掲載している実験をもとにした融合問題が中心です。基本として学んできた実験の原理原則を正確に理解しているか、それを応用できるかを問う問題が多く出題されています。
化学分野では、水溶液・気体の性質、状態変化、熱の伝わり方などの教科書に掲載している化学実験に関する内容が出題されています。知識を問う問題も出題されますが、正しく安全に実験を行う方法や考察などが中心になっています。
生物分野では、動植物のからだのつくりやはたらきに関する知識問題や、メダカとヒトの卵のちがいを短い文章で説明したり、昆虫の足のつきかたやインゲンマメにヨウ素液をかけたときの色の変化を図に表す問題などが出題されています。また、図を使った問題や観察記録などの問題も多く出題されています。
地学分野では、太陽・星・月、天気の変化、大地の変化・火山などが出題されています。観察方法や図から考えを深めていく問題が中心に出題されています。火山のようすや星座や月の見え方、火山や川による災害などが出題されています。月の満ち欠けの原理や星や太陽の動く様子など自然現象の根源的な理由もきちんと押さえておかないと正解できない問題も出題されています。
全体的に学校の教科書レベルでの実験や観察が頻出しています。その結果をまとめて一つの結論を導き出す力が必要不可欠です。記述問題は50字以内の短文説明の問題が多いので、題意をくんで要領よく解いていくように心がけていきましょう。
記述問題を中心に記号選択問題や計算問題も出題されていますから、「言葉の定義」や「現象の原理」「原理原則」をきちんと理解しておきましょう。

理科【対策】

小6生においては、入試実施前年度における日本人のノーベル賞受賞者や新聞で取り上げられている理科のニュースなどは、必ず調べておきましょう。日頃から新聞を読んでいる受験生は良いですが、受験勉強で時間がとれない場合は、各新聞社のサイトを利用するのも良い方法です。
高得点を取るためには、日ごろから原理原則を意識した学習を心がけ、自分の考えを短い文章で表現できるかどうかが重要です。また、「物理、化学、生物、地学」の4分野をバランス良く学習することも重要になってきます。基本問題を中心に実験方法や観察方法も原理や手順を丁寧に理解しておくとともに「言葉の定義」や「現象の原理」を逐一確認し、説明できるようにしておきましょう。計算を必要とする問題は、図や実験結果を用いるものが多いので、過去問をはじめ類似問題で日頃から練習をしておきましょう。
まずは過去問を解き、どのような学習が必要か分析すると良いと思います。そもそも知識が足りていないと感じるのであれば、再度知識の確認のためにテキストを総ざらいするのが有効でしょうし、計算のスピードが不足していれば、集中的に計算問題を練習する時間を設けると良いと思います。
以下、問題種別に学習法を述べます。

計算問題

物理分野、化学分野において数値計算をさせる問題は、正しく解けるように教科書や問題集を使って練習を積んでおきましょう。本校入試の難易度を考慮すると、基本問題が中心になりますから、グラフや表、図をもとに計算する基礎的な問題をしっかり練習しておくと良いでしょう。

考察問題

実験に関する文章や図を読み取り、結論や考えを導き出すタイプの問題は本校入試において頻出です。計算問題同様、練習を積むことが大切です。何をしてよいか分からないうちは、解説を読んでから考え方を知ることが良いと思います。この手の問題では根拠を明確にすることが重要になりますから、普段から「なぜそうなるのか?」と何かにつけて疑問視し、自分なりの意見を持つことと文章化することが有効です。

知識問題

教科書やテキストで重要語句として扱われている言葉や、図解の中に出てくる言葉を整理しておくと良いです。参考書の説明を読むだけでなく、一問一答形式の問題を使って小テストをしたりして、満点をとれるようになるまで繰り返すとよいでしょう。また、語句の意味を理科事典や国語辞典などでひいたり、参考書で調べたりすることで、理解をさらに深めることも良いと思います。

ひのき塾の大教大附平野中合格への取り組み

ひのき塾ではオリジナルテキストや公立中高一貫校向けのテキストを使用し、以下の点に留意しながら指導を行っています。

理科問題画像
  • ・実験結果、観察記録の正確な読み取りと特徴的な部分を見つけ分析すること
  • ・問題文をよく読み、出題者の意図を読み取ること
  • ・実験条件や観察条件など解答するときの条件をきちんと確認すること
  • ・安全に行うための正しい実験方法の知識の習得をすること
  • ・写真のように実験や観察を中心とした問題を選んで使用しています。

5.科目別単元別傾向と対策⑤
社会 傾向と対策

社会【出題内容および傾向】

大教大平野中学校の社会は、関西圏国公立中学校のなかでも難度が高く、大きく差が開くかもしれませんので、1次試験を突破しても油断ができません。
 基本事項を問う問題から、思考力や社会事象に関する問題まで幅広く出題さるため、付け焼刃の知識ではなく、早い時期から社会の学習リズムを整え、基礎知識を確実に習得しておく必要があります。
 記号問題は、固有名詞に関するものは少なく、内容の正誤について問うものが多いため、事柄の本質を理解し、その周辺知識も押さえておくことが望ましいでしょう。論述問題は、50字を超えるものは少ないのですが、短文で答える問題が多数含まれています。「表現社会」の授業を通して短文記述の練習しましょう。
 また、地理、歴史、公民いずれも満遍なく出題されるため、社会の中での得手不得手をつくらないように事前準備を整えておくことも大切です。

地理分野

農業、工業、地形図、世界など、テーマを絞って出題されます。雨温図、工業地帯別製品出荷額のグラフなどスタンダードな問題から、農業の機械化についての問題など最近の社会状況に関するものも地理の枠組みとして出題されます。
 テーマが世界の場合、多くの子が苦戦します。小5で習う「貿易」、小6で習う「世界の国々」の単元を事前に押さえることが肝要です。
 地理分野で最も気を付けなければいけないのが、グラフや表の読み取り問題です。何が主語となっているのか、基準を何に据えて考えるのか、答えを考えるにあたり算数の割合の知識や計算力が必須となります。一問を解くのにかなりの時間が掛かるため、最後の余った時間でゆっくりと考えるのがいいでしょう。

歴史分野

地理、歴史、公民のなかで比較的容易なのが歴史です。暗記したことを問われることが多く、論述問題も少ないため、普段の学習を丁寧にすることで得点源となるでしょう。また、同様のことは他の中学校の入試でも言えるため、歴史を押さえることで社会の成績が安定してきます。
 学校でも塾でも授業内容の理解と暗記に注力してください。その際、漢字で書くことは忘れないように。

公民分野

公民はテーマ(地方自治、防災、選挙など)を設定して出題されます。そのなかで、基本用語の理解と時事的内容を含んだ問題がよく出題されます。
 まずは、教科書に書かれている内容や学校の授業を大切にしてください。耳慣れない言葉ばかりで取っ付きにくいかもしれませんが、2学期には塾の授業でも扱いますので、2段階で学習するという意識を持ちましょう。
 また、時事問題は、内閣総理大臣の名前のみならず、ニュースでよく耳にする事柄の理解に努めましょう。短文記述問題もあり、自分の意見や考えを書く場合もあります。「社会」を暗記だけに頼ると詰まってしまいますので、世の中で起こっている事象について大人と会話することも対策となります。

6.合格体験記

合格者の声は以下のリンクからご覧いただけます。

7.考え方を伝える解答作りとオリジナルノート

ひのっきーノート

多くの国公立中学入試では、単純な解答を答えるだけではなく、なぜその答えになるのかという過程を記述する力も要求されます。そのため、多くの問題で、答えだけではなく、その説明も書けるように、広い解答欄が用意されています。また、答えまでの過程といっても途中式のみではなく、その式の一つ一つが何を求めたものなのかの説明を加えなければ、採点をする人には、考えが伝わらず、満点がもらえない場合もあります。「なぜそうなるのか」にこだわる ひのき塾の「表現」の授業は、答えまでの過程が重要となる国公立中学入試うってつけです。また、ひのき塾 オリジナルノートを使用することで、さらなる表現力の向上を狙う ことができます。

国立中学問題集

国立中学問題集 紫

大教大附平野中をはじめ関西の国公立中学校の入試問題を網羅した問題集です。国公立中学を目指す受験生への徹底した入試対策と入試分析に期待ができます。ひのき塾のオリジナル教材ですので、書店での販売はありません。

8.復習の重要性

ひのき塾の集団授業では、習熟度を上げる取組みとして小テストや実力テストはもちろんのこと、復習の時間を授業時間内外で設けています。たとえば、毎回の授業の中では、前回の宿題の解説を行っています。再度解説を聞くことで内容の定着が深まります。授業外では、宿題以外にやり直しとノート提出を行っています。このように同じ単元の学習を2回、3回・・・インプットとアウトプットを続けていくことで理解が深まり、習熟度がより深まっていきます。下の写真のように算数のやり直しノートでは、式や考え方が下段にまとめられています。同じ問題に対しても一回だけ解くよりも考え方や見方も大きく変わり、解法も増えてきます。表現力も同時に上がり、国公立中の入試に多く見られる思考力や表現力を使う問題が解きやすくなってきます。また、講師からのコメントがモチベーションアップにつながり、勉強が楽しくなっているようです。大手塾にはない復習をベースとした授業は国公立中学校入試には非常に有効です。

復習の重要性

9.エナジード(ENAGEED)の導入

ENAGEED

大教大附平野中をはじめ、多くの中学校では、集団面接試験が導入されています。この試験では自分の意見を発表すること以外に他人と協調し、意見をまとめるといった能力が求められます。その試験に対応すべくひのき塾ではエナジードを導入しています。

エナジードの授業では、社会、未来、海外・・とステージを変えながら、生徒が自分の力でゼロから1を生む経験を繰り返す練習をします。その中で自身の可能性と「これから何をしたいのか、 どんなことを学びたいのか」に気づきます。新入試で求められる「自身の考えを組み立て、表現する力」を身に付けることができます。

このように、未来を生きる力を養うエナジードは、子どもに本来備わっている能力を気づかせ、発展させます。エナジードを受講した子どもは、明るい気持ちになり、集団面接の質も格段に向上します。単に集団面接試験対策だけでなく、勉強や普段の生活に対してポジティブな心の変化をもたらします。

10.サンデートレーニング

大教大附平野中の入試に必要な国語、算数、理科、社会の主要4科目に加え、表現国語、表現算数、表現理科、表現社会、面接、エナジードの授業をご用意しています。塾生はもちろんの事、普段は他塾に通われているお子様や遠方に住んでいるお子様にぴったりな講座です。附属小学校に通われている方もぜひ、ご参加ください。

詳細は下のリンクから

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