附天中へ48名受験し28名の合格!なんと受験者の半数以上が合格するという圧倒的合格率!(2022年入試)
(附属小学校からの合格者は一切含んでおりません。)
<模試のご案内>
9月18日(日)
「大教大附属天王寺中そっくり模試」
(小学5年生・6年生対象)を実施いたします。
令和4年度からの大教大附属天王寺中の試験科目に合わせ、
模試の試験科目は国語・算数・検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲです。
主に検査Ⅰは理科・算数、検査Ⅱは社会・理科・家庭科、検査Ⅲは社会・音楽・家庭科・図工の融合問題として出題されます。
大教大附属天王寺中の入試問題は、他校の試験と比べ傾向が異なる問題が数多く出題されます。入試本番にとまどう受験生も多いです。この模試を通じて本番の雰囲気をつかんでいただき、今後の課題を発見する一助となれば幸いです。
<夏期講習を終えて>
今年の夏期講習は2年ぶりの夏期合宿も開催することができ、コロナを吹き飛ばすほど盛り上がりました。
生徒たちは普段は顔を合わすことも少ない他の教室の子達とも交流し、良い刺激を受けて帰ってきたように思います。教室対抗戦で王寺教室に敗れたものの、「冬の合宿こそは!」という気持ちで新学期に突入したのではないでしょうか。
最近は、気温も穏やかになり勉強しやすい期間に突入しました。受験まで小6年生は残り4か月、中3生は残り5か月ほどしかありませんから、机に向かって頑張ろうとする子も増えていきます。しかし、受験が近づくにつれ応用的な問題にふれる機会も増え、今まではある程度の知識があれば問題が解けていたが、今頃の時期になるとさっぱり問題が解けなくなる子たちが現れます。特に算数や数学で、毎回の小テストや定期テストは解けるが、駸々堂や五ツ木になると点がとれない子が目立つようになります。基本的な内容は理解し公式も使えるものの、応用されるとどうやって解けばいいか混乱するのでしょう。解くためには、必要な情報を整理し正答までの道筋を自分で導くしかないのですが、それが上手くいかないことが多いようです。
必要な情報を整理する解決策としては、普段の授業で言っているように図や表を書くことが効果的です。
しかし、そこから何をすれば良いかと悩む生徒が多いのも事実です。
そこでおすすめしたいのが、「考えていることを口に出す」ことです。
そんなことをして効果があるのかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、以前このようなことが何度かありました。
質問に来た子に、どこが分からないか聞いたとき、
「AがBで、CからDになるのは分かったんですが、そこからどうすればいいか分からない・・あれ、もしかして・・すいません、解決しました!」
正直、私は何が分からないか確認しただけで何もしてませんが、向こうは勝手に理解して、満足して去っていくパターンです。最初はたまたま解決しているのかと思いましたが、思い返しただけでも何度も見た光景なので決して偶然ではなかったかなと最近では思っています。
いま自分が考えていることを口にすることで、状況がはっきりとして次にやることが明確になったのでしょう。個人差はもちろんありますが、口に出して音として認識したほうが理解が進む場合や記憶しやすい人は多いです。
かのアインシュタインも研究に没頭するときに独り言をよくつぶやいていたそうです。
突然ブツブツつぶやくと大丈夫かと心配されたり、テスト中に考えていることを口に出すわけにはいかないので、いつでも使えるわけではありませんが、周りにだれもいないときなどは一度試してみてください。
自分が先生になったつもりで、だれかに説明するように口に出すとより効果的です。