夏休みも終わり、6年生にとっては、「中学入試」というものが現実のものとして身近に迫ってきました。
6年生は、この時期になると焦りを感じ、どうすればいいのかを悩みはじめ、何気ないことでも我々にアドバイスも求めてくれます。普段から、中学受験は一人だけで戦うものではないということを伝えてきたからかもしれません。
それにより、今、何が足らなくて、そのために何が必要なのか考え、自分でしなければならないことを発見し、実行に移していけるようになるのです。
また、同級生(ライバル)の存在というのも、大いなる役割を果たしてくれます。
「あの子には負けたくない!」「まだ残って勉強しているな、僕もしようかな…。」と、ライバルを意識することで、自分の勉強のモチベーションを高めることができます。そして、よきライバルは、「感動合格」を成し遂げた暁には、よき友となることでしょう。是非、共に高めあってほしいと願っております。
受験というのは決してゴールではありません。勉強のステージを上げ、新たなスタートラインに立つための手段なのです。そして、勉強とは自身の人間性を深めることにあると思います。
最近、ひのき塾の王寺教室では「○○の教科が好きになった!」「このことをもっと知りたい!」と勉強をすることに対し前向きに、そして「好き」になってくれる生徒が多くなってきたように感じます。
これからも「学ぶことが楽しい」と言える塾生を、一人でも多く育んでいけるように、スタッフ一同、全力で邁進してまいります。