奈良教室小学部ブログ
中学受験が終わって3か月余りが経ちました。
志しを一つにした仲間集団の結束はとても強く、離れ離れになっても生涯忘れられぬ同志として、それぞれの道で新しい生活を始めております。
さて、今回は、お子様の健康管理の維持に努めたお母様の受験記をお届けします。
受験生を持たれる保護者様にとりまして、大いに参考になろうとかと思われます。
⑤奈良女子大附属中学校に合格したEさんの保護者様
私は子どもが塾に通うにあたって心がけたことを書きたいと思います。
最も重視したことは「子どもの健康管理」です。
まず、規則正しい生活が送れるように遅くとも10時半には就寝、6時半起床にしました。(夜が遅くなる金曜日もです。)
寝る時間を決めると、必然的にそれまでにやらなければいけないことの時間配分がわかり、効率よくできるように思います。ただ、家にいると(具体的な例を書くと)夕飯を食べる(30分位)→ちょっと休憩(30分位)としても1時間かかります。塾のない日に帰宅して、お風呂に夕飯、学校の宿題に塾の宿題をして、10時半に寝るとなると1時間はかなりの休憩時間(ロス)となってしまいます。家には、本にテレビと誘惑物が多いので、休憩時間が長くなります。なので、できる限り学校の帰りや休日に塾の自習室を利用するようにしました。
学校の帰りに塾の自習室を利用するときは、そこで学校の宿題、塾の宿題をやってしまいます。そして、21時~21時半くらいに帰宅し、明日の用意と少しの自分の時間(読書等)、お風呂に入って寝る生活をしました。ここで、重要なのは夕飯です。10時半に寝る時間を設定しているので、帰宅後に食べるとなるとお腹もペコペコで食べる量も多くなり、時間も遅いので体のために良くないです。入試は午前中なので、朝はスッキリ起きる方が良いと思い、週に何日かは塾で夕飯を食べること=お弁当を届けることにしました。
正直、最初は「お弁当づくり+配達+送迎」と大変でしたが、慣れるとお弁当の質のこと(栄養等)まで考えられるようになりました。それでも、何ヵ月も続けるとやはり親子ともに心が折れてしまいそうになるので、唯一、塾の自習室が開いていない日は完全オフの日(勉強をしない好きなことをする日)として、メリハリをつけた生活にしました。今思えば、少しの時間でも自習室を利用していたことがよかったのかなと思っています。
常に前向きな思考ができるように、特にコロナ禍では、大人でもマイナス思考になりがちです。毎日同じことの積み重ねが規則正しい生活を送るきっかけとなります。子どもの心と体が健康であることは、とても重要であると思います。