いつもお世話になっております。ひのき塾郡山教室です。
蝉の声が聞こえるようになって初夏を感じる季節となりました。7月も折り返し、もう少しで8月を迎えます。塾では夏期講習を目前に、毎日勉強に励む生徒の皆さんの元気な姿を見ることができます。
新型コロナウイルスの影響で不安な気持ちもあると思いますが、1人1人が意識をもって行動するということを心掛けておられることだと思います。先日は奈良女子大学附属中学校そっくり模試が開催され、参加された小6、小5生の皆さんは一生懸命問題を解いていました。「難しかった」「できたところもあってよかった」などの声が聞こえ、夏期講習前にまた1つ貴重な経験を積むことができたのではないでしょうか。
ここで、夏期講習を直前に控えた皆さんに、水泳のメダリスト池江瑠花子選手の言葉を紹介したいと思います。
「2月から入院生活をし、約10か月の月日が経ち、この度退院することが出来ました。入院中抗がん剤治療で吐き気が強い時や倦怠感もありましたが、そんなときは“とにかく大丈夫、大丈夫。いつか終わる”と自分を励まし続けました。オリンピックを目前に控えていた中、突然大好きなプールを離れ失ったものが多いのでは、と思った方もいらっしゃると思いますが、私は病気になったからこそ分かること、考えさせられること、学んだことが本当にたくさんありました。ネガティブ志向になる時もありましたが、まずは自分の気持ちをしっかり持たないといけないと思いました。オリンピックについてですが、2024年のパリ五輪の出場、メダル獲得を目標で頑張っていきます。」
この文章は彼女が白血病で入院し、様々な治療をクリアして退院した際のものです。特に今年受験を控えた小6生、中3生、高3生の皆さんにとって、この夏季は非常に重要な期間となります。皆さんそれぞれやることは違いますし、目指すところも異なるでしょう。勉強を進めていく中で「しんどいなぁ」「逃げたいなぁ」と思う時があると思います。そういうときこそ、自分の気持ちをしっかり持って、いかに目標に向かって進んでいくか、ということが大切ですね。よい経験にして下さいね。