いつもお世話になっております。ひのき塾郡山教室です。緊急事態宣言が解除されて、塾には普段通りの姿が戻ってきました。
「こんにちはー!」
と元気な声が塾に響いています。
そんな様子を見ていると、なんだか嬉しくなってきます。手洗い、うがいなどの感染症対策をしっかりご家庭でも実践されてきた賜物であると感じています。
先週の小6表現社会の授業で、新型コロナウイルスに関する記述問題を実践しました。
「あなたなら今後どのような対策をしていきますか。」
という問い(一部改題)に対して記述してもらいました。それをプロジェクターに写して、名前を伏せた状態でみなさんの解答を添削していきました。
「空港を閉鎖して人の移動をなくすべき」「他の国と協力してワクチンを開発して、全世界の人たちと共有できるようにする」など、
皆さんが一生懸命書いてくれた
「自分の意見」
を確認して、授業に参加している生徒全員で考えることができました。
「何を自分は今考えるべきか」「他の人はどのようなことを考えているのか」ということを知る良いきっかけとなったのではないかと思います。これこそまさに、今求められる本当の「社会力」ではないでしょうか。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、油断はできません。ですが、「今課されている事実や出来事から自分で考え、自分で行動する」という大切なことを、生徒の皆さんは気づくことができたのではないでしょうか。それは自分だけ置かれている状況と捉えるのではなく、この状況を変えていくため、他の人のために自分は何ができるのか、ということですね。
そしてさらに、自粛期間中が過ぎて、
「疲れている、やる気がでない」「集中して勉強できない」
などのお悩みがある方もおられると思います。
自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部教授を務めておられる小林弘幸さんによれば、
スポーツだけではなく何事にも共通して当てはまる
「心・技・体」の3つの要素を整えておくことが必要なことだそうです。
「心が整う」ということは、冷静で感情にイラつきがない状態のこと、「技が整う」ということは、スキルや技術が磨かれていること、そして「体が整う」ことは、体が疲れていない状態であることを指します。この3つの状態をバランスよく整えるためのポイントとして、
自律神経の働きが重要視されています。
自律神経とは自分の意思で動かすことができない臓器をコントロールしている神経で、交感神経と副交感神経の2つから構成されています。
交感神経の働きが活発化すると気持ちは高揚する一方で、副交感神経の働きが活発化するとリラックスします。
もし交感神経が優位な状態になると、イライラしたり免疫力が低下します。また副交感神経が優位な状態になると、注意力が散漫になり、ミスが増えます。つまり
普段から交感神経と副交感神経のバランス(同じくらい活発に働いている状態)をとることが理想なのです。
「少し緊張しているけど、心は落ち着いている」という状態が、自分の最大限のパフォーマンスを発揮することにつながるのですね。
そのためには、どのようなことをすればいいのでしょうか。
まず第1に、生活リズムを整えることです。
「夜型から朝型への切り替え」「遅くまでゲームやYouTubeをしない見ない」「しっかりバランスよく食べる。」このあたりを先ずは見直していきましょう。
そしてさらに、一流と呼ばれる人たちの様々な工夫を参考にしてください。
例えば音楽を聴いたり、日常生活の中で嫌なことや不安なことを短い文章の日記にまとめたり、、、などです。そういったことを実際に生活の中で実践するということです。
勉強をすることはもちろん大事なことですが、そのためには自分の心や体の状態を整えることが必要なのです。そうすることで勉強をしていく中で分からないことが見えてきたり、テスト中も焦らず集中して問題を解くことができるというわけです。もちろんこのことは勉強だけにとどまらず、様々な場面でも活用できることは間違いありません。
日常生活に先を見据えた”変化”を加えてみる。そうすることでさらに自分の中に眠っている能力を引き出すことができるのではないでしょうか。
ひのき塾は、スタッフのほぼ全員が
メンタルトレーナーの資格
を有しています。生徒たちと一人一人に向き合い、ともに成長する…そんなアットホームな塾がひのき塾です。
勉強ができる生徒だけでなく、苦手な生徒へも
「決して見捨てない」、「決してあきらめさせない」 そんな熱い思いで・・・
いざ、感動合格へ!
★今後の予定★
・6月21日(日)➡大教大附属天王寺中学校 そっくり模試(オンライン)
・7月度実力テスト➡6/27(土)~7/12(日) 小学生、中学生共に。
・7月12日(日)奈良女子大附属中学 そっくり模試 【会場】帝塚山中学校