《奈良教室の6年生が、頑張っています。》
9月初旬に実施された「第4回駸々堂学力テスト」の結果についてご報告します。
今回、奈良教室に在籍する小学6年生の7割以上の生徒が参加しました。
その偏差値の平均は、なんと
国語55.6、算数55.1、理科53.7、社会57.9、4科総合56.2、
平均とは思えないほどの好成績を残してくれました。
常々、生徒には
「準備の大切さ」
を伝えておりますが、それが形となって現れてきたと言えます。
とりわけ社会の偏差値は驚異的です。
では、なぜ彼らの社会の成績が伸びているのでしょう。その理由を考えてみました。
①近鉄奈良駅周辺に住んでいる子が多く、幼少期から歴史に親しんでるから。
②ひのき塾社会科恒例の100問テストで、定期的に復習をしているから。
③「社会」の授業でオリジナルスライドを使用しており、視覚に訴えた授業により内容
が脳裏に焼き付いているから。
④「表現社会」の授業で論述を鍛えられているから。
「社会は覚えるだけ」と言われることがよくあります。確かにそういう側面もありますが、
点として覚えたことは、線としてつながなければすぐに忘れてしまいます。ところが、線だけでは単調な流れで面白みに欠けます。その線と線がどのように絡み合うのかを伝えることで社会を平面として捉えることができます。
そしてさらに、地理・歴史・公民や現実生活を組み合わせることで、平面が立体となり深みのある世界の中に自分が存在することに気が付きます。
「表現社会」の授業では、社会の深さを知った子たちが、社会に関する論述作文を書いてきます。
毎回課題を決め10日後までに提出することになっていますが、
いきなり文章を書かずに頭に浮かんだことや考えたこと、調べたことをメモし、整理してから文章化することをルールとしています。
塾での授業をきっかけに、自分の実生活を思い返し、報道などの情報を取り入れながら、自分の頭で思考するのです。
仕上がった子どもたちの作品(作文)は私も舌を巻くほどです。
ひのき塾で中学受験をした子たちは、勉強のやり方や厚みを身につけることができていますので、
中学校での定期考査だけでなく、高校受験や大学受験もふくめて「学力的なゆとり」が生まれてきます。
ひのき塾の自慢の一つ、社会科授業を是非とも受講してみてください。