5つの事柄を覚える学習をしたとしましょう。
順番に覚えていく事になるのですが、順番によって記憶の定着度に差が出ることはご存じでしょうか?
始めと終わりは覚えやすく、間は覚えにくくなる傾向があります。
このことを分かっていれば、順番をシャッフルして覚えていくようにしたり、覚えにくいものを始めと終わりにおいて覚えやすいものを間に並べるといった工夫ができます。
これだけで学習効果は変わってくるのです。
実験心理学で得た事象を日々の学習に融合させていく試みを、ひのき塾では「サイコロジカルメッソッド」といいます。
「良く分かった」と思っていたことが、テストの時に「あれ?どうするんやっけ?」となったことはありませんか。
ご存じの通り、人間の脳は忘れるようにできています。忘れるということがとても良いように作用することも多いのですが、勉強に対しては困りものです。
学習したことをいかに忘れないようにするか?
そのための努力を復習といいます。
復習を効率よく行うことが学力を上げる一番の方法なのですが・・・これが一番難しいところです。
「習ったことをその日にしっかり復習する。」という方法と「習った日から2,3日たってから数回に分けて復習する。」とでは、どちらの方が効率が良いと思われますか?
これについては、実験結果が出ており、明らかに後者の方が優れています。
学習には、集中学習と分散学習という2つの方法があるのですが、復習には、分散効果が期待できる分散学習が適しているようです。
勉強には、やり方があるのです。ひのき塾のサイコロメソッドにご期待下さい。