大教大天王寺・大教大平野中学 受験者全員合格の快挙!
奈良女子大附属中にも多数合格!
(直近5年間の合格者数が奈良教室単独で58名になりました。)
奈良教室では、今年もたくさんの子どもたちが感動合格を勝ち取りました!
今回も、そんな子どもたちの声を一部ご紹介いたします!
【奈良教室 合格体験記 その3】
帯解小 S・Mさん
京都教育大桃山中合格!
将来の夢:一級建築士
「私を選んでくれた学校を、誇りに思います」
私は5年生の時に違う塾からひのき塾に来ました。初めは、緊張していましたが、徐々に友だちもできて、塾で自習する回数も増えました。そのおかげで、成績も右肩上がりで良くなっていきました。良い調子は6年生になってからも続きました。しかし、受験まで半年を切る夏になってから成績が伸び悩むようになりました。しんどくて、苦しくて、つらかったです。でも、ひのき塾の先生はこんな私を見つけてくれました。そして、受験まで支えてくれました。
そして、第一志望の学校の合格発表の日。結果を見たとき、「あ、落ちたんだな」という言葉が心に出てきたました。その後、塾に結果を伝えに行こうと車に乗ると、自分の中で後悔とくやしさがこみあげてきて、塾でも泣いてしまいました。でも、先生は私に「自分の通っている学校が楽しくないと言っている人はいない」と言ってくれました。
だから、私は、私を選んでくれた学校を誇りに思い、精一杯楽しみたいと思います。
本当にありがとうございました。
〈担当講師より〉
私がMちゃんを初めて見たのは小5の夏でした。とんでもないスピードと正確さで計算を解く様に驚きました。
しかも、本人は飄々としているのです。それでも、誰にでもスランプはあるもので、それが小6の夏から秋にかけてでしたね。
そのつらい時期を乗りこえ、京都教育大桃山中の高倍率をはねのけました。
悔しさも喜びもすべて、あなたの宝物です。日本中あちこちを旅する経験と同様、きっと人生に彩りをもたらしてくれます。
大宮小 Y・Aくん
大教大平野中 合格!
将来の夢:イラストレーター
「受け身だった僕が、自ら動けるようになった」
僕の受験は、「人に言われたからやる」ことから「自分からやりたくなる」ように変わった受験であった。
入塾したときは、母にすすめられたから、めんどくさいと思いながらも塾に通っていた。
しかし、その考えが変わったのは6年生からだ。受験までの時間も迫ってきているなか、僕は周りの緊張した空気に乗れず少しゆるんでいたが、ある先生は最後まで僕のことを考えてくれて、またある先生は僕のダメなところをしっかりと教えてくれたり、理科が苦手な僕につきっきりで教えてくれたりした。
そして、平野の受験当日。それまでの受験がうまくいかなかったことを引きずっている僕に、先生が「敦大なら大丈夫」と朝からはげましてくれた。平野の二次試験にもその先生が来てくれて、一つひとつポイントを教えてくれた。そのおかげで、僕は平野の合格を勝ち取ることができた。今までの感謝の思いと受験生って楽しいという思いがわいた瞬間だった。
〈担当講師より〉
「受験とは何なのか」、その命題を自分のこととして捉えることができるか。A君の課題はその一点のみでした。自習もする、宿題もする、授業にも積極的に参加する。どれをとっても十分なのですが、何かが足りなくて、成績が上がるのに随分と時間を要しました。「志を立てれば、自ずと道が見えてくる」。自分のことは心ひとつでいかようにでもなることを知った受験でしたね。入試直前に見せた君の姿が、君本来の能力なのですよ。
「受験をして、本当に良かった」
私は小4から塾に通い始めたが、正直、初めのころは勉強が嫌だった。それでも続けていると、5年生の3学期になって解ける問題が少しずつ増えて、楽しくなってきた。
6年生になり中学校の説明会に行った。そのとき、初めて、「この学校に行きたい」という気持ちが湧いてきた。それからは、行きたい学校に行くために、テスト勉強をたくさんするようになった。成績が思うように伸びなかった時でも、解けるまで根気強く考え、努力することが大切だと感じた。
受験が終わって、今、思うことは、誰もが中学受験をできるわけではないということ。だから、私に受験をさせてくれ、最後まで自分を応援してくれた家族や先生にお礼が言いたい。つらいこともあったが、うれしいこともたくさんあった。いろいろな経験をすることができたので、受験をして本当によかった。
〈担当講師より〉
「今日はここまで」と自習終了の合図を掛けるとき、そこには必ずCちゃんの姿がありました。毎日毎晩いるのです。勉強をしていると安心感があり、一つの問題に打ち込むと充足感が得られます。しかし、この経験はすべての子どもたちができるものではありません。受験したくてもできない子もいるかもしれません。そのことに気づいたとき、自分が幸せだと感じるとともに、将来、社会を大きく変えたいという使命が芽生えることもあります。利他は愛です。愛を感じたいい受験でしたね。
飛鳥小 T・Mさん
京都教育大桃山中、奈良女子大附中 ダブル合格!
将来の夢:人を助ける仕事
「みんなが支えてくれたから、私は成功できました」
私は、受験とタグラグビーを両立していて、受けられなかった教科の勉強や苦手な単元の勉強をすることがとても大変でした。
それでも私が頑張れた理由は、塾の先生や友だち、家族、タグラグビーの仲間が応援してくれたからだと思います。
塾の授業はとても面白くわかりやすく、先生も、丁寧に、時には厳しく教えてくれました。私の中で、勉強は、辛いことから楽しいことへと変わりました。塾の友だちとは、帰り道に一緒にしゃべったり、わからない問題を解いたりして、私の励みでした。
お父さんはわからない問題を一緒に考えてくれて、お母さんはおいしいお弁当を届けてくれたり、合格のはちまきを買ってくれました。そして、タグの仲間は、練習後に塾に行くとき「M、頑張れ!」と言ってくれたり、私が練習に出られなくてもいつもと変わらずに接してくれて、すごく力をもらいました。
私の受験は、みんなに支えられて成功した、感謝でいっぱいの受験でした。
〈担当講師より〉
受験とタグラグビーの両立。言葉にすれば簡単ですが、その内実は、スケジュールの細かな管理、タスクの把握と実行力、健康管理など、意識すべきことがたくさんあります。それでも、Mちゃんにはその両方を続けてもらいたいと思い、私も応援しました。本当なら、貴重な戦力であるMちゃんを失いたくないラグビーの仲間たちも、快く受験に送り出してくれたそうです。仲間あっての合格。素敵な受験になりましたね。
【教室担当より】
奈良教室の千原です。
村上春樹さんの小説「騎士団長殺し」に以下のような文章があります。
大胆な転換が必要とされる時期が、おそらく誰の人生にもあります。
そういうポイントがやってきたら、素早くその尻尾を掴まなくてはなりません。
しっかりと堅く握って、二度と離してはならない。
世の中にはそのポイントを掴める人と、掴めない人がいます。
受験期とは、まさしく人生における転換期だと思います。
受験を経て、泣いたり笑ったり、苦しいことも乗り越えた生徒たちは、大きく成長してくれました。
全員が、ポイントの尻尾を握って離さなかったといえるでしょう。
これからのみんなの未来に、大きな幸福があらんことを願います。