では、実際に奈良女の一般入試では、何人の生徒が合格しているのでしょうか?以下のグラフをご確認下さい。
奈良女は、追加合格制度を設けており、合格発表翌日に郵送にて数名の補欠合格者を発表します。ただ、実際に補欠合格を出すことは、ほとんど無く、そのまま流れてしまうと言うことが通例でした。
ところが、H.30入試で予想以上の辞退者が出たため、入学者をなかなか固定できず、少なからずの補欠合格者を出すという事態となりました。そのことを踏まえ、H.31入試では、連絡進学入試で前年比+4、一般入試で、前年比+18という合格者を出すということに繋がっていきます。
ただ、最も注目すべきポイントは、男子に比べ女子がかなり多くなっているという点です。
今、男女同数という国立中学の原則が、様々な学校で崩れてきているのです。
国立中学校は、どうしても男子より女子の方に人気が高く、必然的に男子より女子の方が難しくなってきます。男女同数という公平性を守るが故に、難易度の不公平性を招いてしまうと言う矛盾を生んでしまっているわけです。
奈良女も例外でなくなってきているのかもしれません。昨年の中1生において、初めて男子の人数が女子を上回ったということも理由の一つかもしれませんが。
では、令和2年入試は、どうなっていくのでしょうか?次回のブログでは、この辺りに踏み込んでみたいと思います。
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