大教大附属天王寺中学のH.30年入試はどのようになっていくのか分析してみたいと思います。
H.29入試を振り返ってみましょう。
まずは、男子からです。
受験者197名 合格者62名 競争倍率3.18
となっており、受験者数はここ数年の中で最も少なく200名を切るのは初めてのことかもしれません。合格者数も直近5年平均の63名を下回るものでした。その結果、競争倍率は近年最も低かった昨年の3.17倍に次ぐものとなり、数値的には一昨年と同水準で動いたのではないかといえるものでした。
次に女子ですが、
受験者220名 合格者45名 競争倍率4.89
となっています。受験者数は、H.28(217名)H.29(221名)と比較して、ほぼ横ばいといえるものですが、合格者数が、H.28(48名)
H.29(49名)と比べ少なくなっており、その結果、競争倍率は、
一昨年4.52倍、昨年4.51倍と比べ高くなっており、数値的には、昨年に比べ少し難しい入試だったといえるかもしれません。
本当に同水準、もしくは難しくなっているのでしょうか?
天王寺の昨年入試のデータと今年度の受験者の動向を調べていくとこのような疑問にぶつかります。次回のブログでは、この辺りについて切り込んでみたいと思います。