大教大天王寺中学の入試は、本当に易しくなってきているのでしょうか?駸々堂テストに注目したいと思います。
駸々堂テストの追跡調査における年度別の合格者の偏差値の平均は次の通りです。
男子
H.24(63) H.25(63) H.26(63) H.27(63) H.28(64)
女子
H.24(63) H.25(65) H.26(65) H.27(65) H.28(65)
合格者の偏差値平均は、下降ではなく現状維持から上昇を示しているのです。
前回のブログでお伝えした、
・受験者数の減少
・合格者平均の上昇
の2つのファクターと今回の
・合格者偏差値の上昇
この3つのベクトルの示す結論は、
大教大天王寺中学の入試は、児童数の減少と高校入試希望者の増加及び神戸大附属中の新規開講に伴い、受験者は減少しているが、減少しているのは、成績中下位層が多く上位層には大きな変動がない。この為、一見易しくなってきているように見えるが、合格のボーダーラインは、下がるどころか上がってきているのが実情。
といえるのではないでしょうか。
では、合格のポイントどこにあるのでしょうか?H.29入試は、どのようになって行くのでしょうか?次回は、この点に踏み込みたいと思います。
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