在塾生や卒塾生から学校の様子を聞くたびに、大教大附天王寺中の楽しさや厳しさが伺え、「学校おもしろい?」の問いに「はい」と答えてくれる笑顔をみると、今更ながら「合格をサポートできて本当に良かった。」と感じます。
大教大附属天王寺中学校H28年入試の展望について触れてみたいと思います。まずは、受験者数の変遷です。
H.24 | H.25 | H.26 | H.27 | 直近5年平均 | |
男子 | 224名 | 208名 | 246名 | 220名 | 235名 |
女子 | 266名 | 268名 | 275名 | 217名 | 263名 |
注目すべきは、やはりH.27入試の受験者数の減少です。男女ともに直近5年の平均を下回っているのですが、女子の受験者の極端な減少が特徴的です。女子の受験者が男子の受験者を下回ることは、H.23入試でもあったことなのですが、この年は、男子の人気が高く、例年に比べ受験者が多く集まった結果、女子の受験者数を超えたというのが実情でした。それに対しH.27入試は、女子の受験者が前年比2割減となり、その結果、前年比1割減の男子の受験者を下回ったという年は、未だ嘗てなく初めての事です。
ただ、この現象は原因がはっきりしています。
それは、神戸大附属中等教育学校の新設です。この学校は、超人気校である奈良女子大附属中等教育学校を立ち上げられた先生方が、新たに中等教育学校化された6年一貫校で、募集開始に至って様々な話題を発信され、兵庫県内という通学圏を限定しながら、 男子267名、女子433名、合計700名(H.27入試)
の受験者を集めました。大教大附天王寺中の2次入試とテスト日が重なることもあり、受験者が流れたと考えるのが自然だといえます。
H.28入試は、神戸大附属の人気が継続されるとするとH.27入試とある程度同じ動きをするのではと考えられ、受験生の大幅な増加は見込めず、直近5年平均を下回るのではないかと予測できます。
次回(H.28入試を占う②)では、入試レベル(合格偏差値)について踏み込んでみたいと思います。
大阪教育大学附属天王寺中学校そっくり模試 9月13日(日)
を行います。国算理社だけでなく副教科実技のテストをお受けいただく事で、合格への課題を発見し早期に対策を打つことができます。
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