先日12月7日(日)大阪の興国高校の教室をお借りして、今年度最後の「大阪教育大学附属天王寺中学校そっくり模試」を行いました。
興国高校は、大教大天王寺中学校と同じ環状線寺田町駅前にあり、入試本番の交通経路の確認や、出発時間の調整ができるばかりでなく、学校の教室という環境が、会議室や貸会場では決して出すことのできない、本番に近い雰囲気が大好評でした。
さて、大阪教育大学附属天王寺中学校のH.27入試の出願が終わりました。今年度の出願者数は、男子230名 女子225名となっており、女子の出願者数の減少には少なからずの衝撃を受けました。これは、H.27から募集が始まる神戸大附属中等教育学校の影響があると考えられます。
H.22からH.26までの出願者数の平均が、男子247名 女子285名となり、これと比較すると、男子 ー17名 女子 ー60名となっています。この女子の2割の減少が入試に与える影響は少なくなく、内部進学で上がってくる附属小学校からの女子の人数によって、一般入試の合格者の人数は、44名から50名とここ数年で流動的ですが、もし50名近くの合格者が出た場合、女子の競争率は4.4倍となり、表面の数字上ではここ数年で最も易しくなりそうです。
駸々堂テストから分析してみましょう。
昨年の合格者の70%が出そろう偏差値(以後ボーダーSSという)は
男子62 女子62でした。11月の末に行われた第6回の駸々堂テストでは、大教大附天王寺中を志望している生徒が男子86名(昨年81名)
女子71名(昨年93名)となっており実際の出願者数と同じ傾向を示しています。志願者の偏差値の平均は、
男子57(昨年57)女子56(昨年57)となっていることから、男子は例年通りだが、女子は、上位層が多目に減少していると判断できます。よって大教大附属天王寺中のH.27入試は、男子のボーダーSSは昨年並み、女子のボーダーSSは、昨年並みか少し下がると予測できます。
実は、駸々堂の特別回で、ひのき塾学園前教室のMさんと郡山教室のUさんが、大教大附属天王寺中学を希望している受験生の中で、「同点1位」となる快挙を成し遂げてくれました。今ひのき塾の6年生は、この二人に続けとばかりに、燃えに燃えています。
あと1か月、頑張れ!ひのき塾生!!