今日H.26入試の志願者数が発表になりました。ついに今年もこの時期が来たかと武者震いを感じていたところ、志願者数をみてビックリ!H.26入試を占う①のブログで奈良女のH.26入試は、志願者が減少するとは予想しておりましたが、現実は予想を上回るものでした。
男子 | 女子 | 合計 | |
H.25 | 280 | 446 | 726 |
H.26 | 254 | 415 | 669 |
男子9.3%減 女子7%減 合計8%減 というものです。
毎年ここから欠席者が出ます。不思議なもので欠席率は毎年15%前後ですので、これよりH.26入試の受験者数を推察すると
男子 206名 女子362名 合計568名
何と600名を下回る入試となるのです。これは、未だかつてなかったことです。私の記憶が正しければ…
附属小学校からの合格者が、男子19名、女子21名となっていますのでこれよりH.26入試の合格者数を推察すると
男子 63名 女子61名 合計124名
となり、競争率は、
男子 3.27倍 女子 5.93倍 合計 4.58倍
となり、今までで最も低い競争率になると予想されます。
では、なぜこのような状況になったのでしょうか?
児童数が減った?
実は、奈良県の6年生の児童数は、ほぼ昨年と同数なのです。
では、どうして?
興味深い数字があります。
駸々堂テストの受験者数です。前年比を調べてみると
大阪 前年比 88.3%
兵庫 前年比 92.9%
京都 前年比 99.4%
これに対して奈良は、何と前年比 66.2% なのです。
中学受験を希望する生徒の母集団自身が、大きく縮小してしまっているのです。他府県からの受験者が期待できる私学ならまだしも
ほぼ奈良県内の生徒が中心となる奈良女にとっては、大きいものだと言えるかもしれません。
ただ、受験生にとっては、喜ばしい数字です。しかし量は減っても質は高まってきていますので最後まで気を抜くことはできません。
頑張れ。ひのき塾生!