大教大附属天王寺中学校 そっくり模試 開催決定 6月17日(日) 塾外生大歓迎
来 た れ ! 挑 戦 者
国立中学受験専門のひのき塾だからこそできる的中率抜群の模試です。テスト科目は、国算理社+副教科実技テスト終了後には、ひのき塾精鋭の講師陣による解説授業を行います。詳細情報確認やお申し込みは、ホームページよりお願い申し上げます。
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先日、H.30入試の出願者数が発表されました。附属桃山中とエリアが重なる南陽高校が附属中学を併設し、中高一貫校となることを受けて、通学圏から具体的な市区町村名が削除され、「60分圏内」という縛りだけになったことにより、今まで受験できなかったエリアに住まわれていた方も受験可能となりました。その結果、ここ数年、年々減少していた受験者数に歯止めがかかり、予想通り出願者数は大きく増えました。H.30年入試の出願者数は以下の通りです。
男子 85名 女子128名
男子は2年前と同数。女子は、ここ数年の中で最も多いものです。附属桃山中は、ご存知の通り男女30名弱しか合格者を出さない学校なので、合格者を昨年と同数の男子29名、女子28名とみた場合、その倍率は、
男子・・・2.93倍(前年2.17倍) 女子・・・4.57倍(前年3.29倍)
となり、かなり難しく感じます。
昨年H.29年入試の受験者数は、
男子63名 女子92名
でした。この年の入試の合格ボーダーライン(合格者の70%が出揃うライン)は、駸々堂テストで
男子・・・52 女子・・・52
というものでした。これは、附属平野中学と奈良教育大附中の間のポジション取りとなっていたのですが、受験者がここまで増えるとボーダーラインが上がるのではないかという心配が出てきます。
男子85名は、H.28(85名) H.24(90名)が近い年で、合格者数は、例年ほぼ一定していることから、これらの年のボーダー偏差値が、H.30年入試の目安となるのではないかと考えられます。
H.25・・・53 H.24・・・53
となっており、さほど大きな差は見受けられません。男子に関しては、このあたりが今年の入試の最低ラインになると考えられます。
女子128名は、直近5年の中で同数の年は無く、最も近い人数で比較できる年度としては
H.25(122名) H.24年(124名)がありますが、これらの年のボーダー偏差値は
H.25・・・56 H.24・・・55
このあたりが一つの目安となりますが、さすがに、これより易しくなることは考えにくいのでは無いでしょうか?
ただ、この数値は、あくまで4教科だけをみたものなので、副教科実技が平均以上できるという前提条件が含まれます。附属桃山中は、副教科実技が全体の4分の1を占めるので、副教科実技の準備をしっかりしておくことが大切です。
今、私たちは、あべのハルカスに来ております。入試前の不安な時、高いところに行くと地上が小さく見えて落ち着くと何かの本で読んだことがあります。25階の眺望がどこまで子どもたちの不安を解消してくれたかは微妙ですが、欠席者も無く行われた「直前大特訓」は、算国理社そして、図工、家庭、音楽とどの教科もすさまじい熱気で授業が行われており、壮行会の熱い応援もあいまって、生徒たちを勇気づけられたと確信しています。
さぁ、入試本番。合格を信じ、最後の最後まで頑張り通してほしいものです。がんばれ受験生!
がんばれ、がんばれ、ひのき塾生!